登山の最近のブログ記事

毎年恒例、赤湯温泉行ってきました。
なんかサイト出来てる。


ネットで予約できたりはしませんが。

金曜朝出発して、渋滞には微妙に引っかかりつつも順調に登山口へ......到着する直前で、
林道の水が流れて道を横切っている、かなり大きな段差に気づかず、車の底をハードヒット。
あちゃー、ごめんねー、などと同行者にあやまりつつ数十メートル進んだところでオイルレベル警告...。
たぶん500メートルほど先までそのまま走って、なんとか登山口の駐車場に車停めてエンジンの下見ると見事にオイルパンが破損。

目の前真っ暗になるも、同行者の暖かい言葉に励まされ、気を取り直してロードサービス(ソニー損保の自動車保険の付帯サービス)に電話。
現在地説明するのが大変でしたが、オペレーターの方も
「現地の業者に確認してみます」
と、わりと簡単にあきらめてくれてかえって助かりました。

けっこう狭い未舗装路なので心配しましたが、1時間ほどで林道からトランスポーターが登場。
駐車場に車があまりいなかったことも幸いして、手際よく車を載せて運んでくれました。
搬送先は、新潟県内だと新潟市内になるということで、あわててつきあいのある工場に電話。
先日車検頼んだ所沢の工場はお盆休み中で電話つながらず、その前にお世話になった深谷のCalolにつながったので、こちらに運んでもらうことに。開いてて良かった。

ソニー損保はありがたいことに、出先で車が動かなくなると、帰宅の費用もサポートしてくれます。
聞いたら、当日一泊して翌日帰宅してもOK(ただし途中で観光のために寄り道したりするのはNG)ということだったので、予定通り......2時間ほど出発が遅れましたが......山口館を目指すことにしました。

宿に着くと今年は若夫婦ではなく、じいちゃんとばあちゃんが小屋番中。山の上で87歳と85歳...だったか...の夫婦に迎えられるのはちょっと異次元の感覚。いや、見た目全然もっと若いのですが。
客は我々だけで、ゆったりと温泉、食事、お酒、など楽しませていただきました。

翌日は下山。
下山路の途中にある「見返りの松」から電話でタクシー呼んで、越後湯沢駅へ。
駅内の温泉「ぽんしゅ館 酒風呂湯の沢」にて入浴。駅内で食事して新幹線にて帰宅。

というわけで旅は無事に終わりましたが、自分の不注意から同行者に迷惑かけ、一つ間違えれば自分たちはおろか、林道利用者にも大迷惑かけかねなかったことを反省中。
いろいろと助けていただいた皆さんに感謝しております。


敗退。

山開きというか、赤湯温泉はG/Wから営業開始、ということで無理に予約取って出かけることにした。
いつもの登山口は使えず、国道から徒歩で約2時間のアルバイト付きコース。
宿の往復で一泊なので片道の行程は4時間弱。
宿のオヤジに
「まだ整備が行き届いてないから、天気悪かったり、無理だと思ったら引き返してね」
と念を押され、厳冬期......は言い過ぎにしても、冬山装備で向かう。
いつもはハイキング装備なのですが。

というわけで7時半出発。
7:45頃練馬から関越に乗り、三芳S.Aで最初の休憩......すでに10時(笑)。
東松山あたりでそろそろお昼になろうかと。そこまでの走行距離約40km。4時間ってことは、マラソンのトップ選手どころか、ちょっとした市民ランナーにも負けるペース。
藤岡すぎて徐々に流れ始めたが、赤城高原P.Aで1時30分。このまま登山口に向かっても2時を回ってしまうので、ここで断念。
お昼ご飯食べて、沼田まで行き「食の駅」で買い物して帰路へ。
帰路は約2時間(笑)。

渋滞満喫しました。もうおなかいっぱい。
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というわけで快晴。
8:30出発。
日帰り入浴は15時まで、ということで14時半には戻ってこれるよう、本日のルートは高見石往復に決定。

黒百合平方面との分岐につくと、高見石方面は踏み跡無し(笑)。
今日まだ通った人がいない、というだけでルートはしっかり見えるので先へ進む。
途中一カ所道を見失ったが、沢沿いだったので無事復帰。
帰りに確認したら、みんな歩いてるルートは、ロープで仕切って行けないようになっていた。
なるほどそれで間違えたのか、と納得したが、良いのかそれで?


樹林帯がしばらく続き、視界が大きく開けると「賽の河原」。
山行くとそこいらじゅうに同じ名前の場所がありますが(笑)、つまりゴロゴロとした岩場。
そろそろ帰りの登山者とも何組かすれちがい、ルートの不安は解消...と思っていたのもつかの間。
木が生えていないので風も強く、踏み跡が新雪で埋もれ、ルートが判別できない......。

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先は見えているので道迷いの危険はないんですが、岩場に雪が積もっているので、足下が...。
ツボ足だったので、平らな岩の上を選んで歩いていけば良いんですが、踏んでみるまで下がどうなっているかわからない(笑)。
まあ、潜っても膝からせいぜいモモのあたりまでだったので、あきらめて小股でそろそろと進んでいきました。この程度ならラッセルも楽しい(笑)。

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賽の河原地蔵
目印にと、このあと掘り出しておきましたが、翌日にはまた埋もれていたことでしょう(笑)。

賽の河原を抜けるとまた樹林帯となり、多少急な斜面もありますがそれほどの難所もなく、高見石小屋に12時ちょっと前に到着。

ここでザックおろして高見石へ。
小屋から上は大きな岩石が積み上げてあるケルンのような場所で、足下非常に危険。
ここは気をつけないと岩にはまって抜けなくなりそう。

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高見石から白駒池。なんか曲がってますがあえてそのまま(笑)。

小屋に戻って昼食。
ここでアイゼン付けて下山。
いやーアイゼンって頼もしい(笑)。
ゲシゲシと下山。
登りきつかったところもガンガン下って、約1時間で渋御殿湯に帰着。
無事お風呂につかって、そろそろ(昨日助けてもらった)バスが上がってくるので、それを待って
(最後の方で一部すれ違えない箇所アリ)帰路につく。
ラッセルも入り、当日は降らなかったので道はキレイ。

茅野市街に入ると八ヶ岳の山容がキレイに見える。
高速から見る八ヶ岳も非常に美しい。

少し下ってきたら今度は富士山。

いや危ないだろこれ、高速上からこんなにキレイに富士山見えたら(笑)。

というわけで双葉SAで休憩取りつつ撮影。

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高速上からの方が雲海キレイに見えてた(笑)。

途中事故渋滞などもありつつも、まあ順調に19時帰宅。
ダーウィンが来た、観て寝る。

登山というよりは雪上ハイキングでしたが、晴れてる雪山は最高でした。
また行きたい。今度はどこにしようか(笑)。





行ってきた。

2月の三連休で八ヶ岳、と、少し前から予定していましたが、ご存じの通り今年は東京以外大雪の日本列島。
直前の予報でも「大荒れの三連休」。
とはいえ、最終日の2/13は晴れる、という予想を頼りに、土曜日前泊で実質日曜日帰りの行程で決行。

2/12 11:00
去年は後泊に利用した渋御殿湯に向かう。
今日は行くだけ、と、気軽に出発。
中央道が多少渋滞したものの、たいしたことはなく諏訪南から一般道。
携帯電話のナビが抜け道を指示しているのか、幹線道路から外れて雪道走らされるが、まあ大事なく山道へ。

前後スタッドレスでまあほとんど問題なく登っていくが、途中でアクセル踏んでもスピードが上がらなくなっていき、スタック(笑)。タイヤに雪がへばりつき、接地しなくなっていた。
ねんのため、とトランクに入れてあったチェーンを装着しようとじたばたしていると、ホイールにチェーンの樹脂部品を当ててしまった瞬間に、パキっと折れた。
......装着不能......。

車譲り受けた時に一緒にもらったチェーン。
いちおう装着練習はしてあったのだが......樹脂は加水分解するんだね。
5年経ったら交換だよね、問題なくても。うんうん。

後悔先に立たず(笑)。

ブレーキはちゃんと効いているので、そろそろと降りることは可能。
とはいえ、残り4km、ここで断念するのもなぁ......。
道ばたに置いて歩くか!

と、考えていたというか、放心していたところ、路線バスがチャリチャリとチェーンの音を響かせつつ後ろから登ってきた。
バスの後ろに自家用車数台。

あ、バスの轍に乗ってけば!

ということで慌てて撤収してリスタート。
思惑通りなんとか登れる。

バスに近づきすぎると登りでスピードが落ちるので、平地や下りの手前でちょっとバス待ったりしつつ、なんとか渋ノ湯に到着。ふう。

悪天候にもかかわらず、下山してバス待ってる人はけっこういた。

駐車場にもけっこうな数の車が、雪に埋もれてました。

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温泉入って一息。
ご飯食べて就寝。
毎年お世話になっている小出での登山&自然薯堀&新米購入。
例年、初日は登山で二日目に自然薯堀。
おととしはこちら
昨年はこのへん

今年は珍しくというかなんというか、木曜日の夜が徹夜で金曜日もそこそこ忙しく、寝る前には
「朝6時前に関越乗れば、それほど渋滞せずに...」
などと言ったはものの、起きたら7時。
8時出発で見事に関越は渋滞中。
まあしょうがないかと、のんびり小出を目指す。

でまあ、終わらない渋滞はないというか何というか、昼過ぎに小出ICを出て、道の駅で昼食買って中子沢の公園へ。
いつもはここからしばらく車で林道走って、そこから登り始めるのですが、今回は時間も遅いので、中子沢から登れる、付近の低山ハイクに決定。

......登山口がない。
.........確かパス亭のところに案内図が......バス停がない!

付近をうろうろすると、
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という、看板というか何というか、パウチされた案内図発見。
ちょっとした畑とテントと小屋の中間の施設を抜けて、登山開始。

道はきれいに整備されていて、迷うこともないし、歩きにくいこともない。
だが、最低でも2週間程度は人が入っていないと思われる山道は......ジョロウグモ天国だった。

ちょっと怖いので写真は自重しますが(笑)、とにかく数メートルごとにジョロウグモの巣が道を阻む。
奥さんの人が拾ってくれた枯れ枝で、なるべく巣を壊さないように、ジョロウグモが落ちないように払って、進む。
※巣を壊さないようにするのは、ジョロウグモが落ちるとどこ行くかわからなくて怖いから(笑)。

とにかく進む。
1時間ほどで稜線に出て、ちょっと眺望が出てきた。
全然疲れてないけど精神的に疲れた(笑)。
気合い入れ直して、ガツガツと巣を払って先に進む。ちょっと急がないと日没コールドになってしまう。

山頂付近は、山名の由来ともなっている遺構が登山道を遮るように掘られている。
登りやすいところにロープが張ってあって、迷わず進める。
何度か遺構を越えて、やっと山頂。
おお、いきなり素晴らしい眺望。

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八海山。

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越後駒ヶ岳。

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たぶん未丈ケ岳。

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真ん中やや左の稜線がいつもの登山道。左が大権現堂山。唐松山は稜線出てから右に。

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唐松山。

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山頂に置いてあったパノラマ図。ありがたい。

というわけで、標高408mとは思えない見事な眺望を堪能し、下山開始。
当然下りはクモの巣無いのでものすごく順調に降りる。
登り2時間かかったところを、30分足らずで下山完了(笑)。
クモの巣無ければ、たぶん登りも1時間かかりません。

いやなかなか楽しい山でした。「登山」というには物足りないかもしれませんが、手軽な割に満足感の高い山です。
ちなみに、地図では要害山山頂から、唐松山、大権現堂山に続く遊歩道(登山道)が記されていますが、人が入っておらず、危険なので戻れ、ということでした。


家に戻ってきてから調べてみたところ、要害山はこちらの方たちが管理してくださっているようです。

要害山

ありがとうございました。おかげさまで楽しめました。

で、下山して風呂。というわけで中子沢温泉羽川荘にて入浴。
妙に混んでるな、とおもったら、同窓会の団体さんご一行でした。
お風呂は空いていたのでラッキー、と思い、洗い場で身体洗っていたら、湯船からお湯が飛んでくる。
なんだ?
と思ったら、このあと合流予定の、ラーメン屋のオヤジご一行様(ふたり)でした。
このあとのこと打ち合わせて、風呂出ていったん街に出て買い物、その後合流して夕食、
公園に戻ってテント張って8時就寝。


登った。

白毛門は、谷川岳の隣の山。谷川岳登る度に、東側に見えていて、一度登ってみたいと思っていた。
谷川岳、特に一ノ倉沢を正面に観る絶景の山。紅葉の撮影ポイントとして有名。
というわけで、紅葉にはちょっと早いけど、ということで計画した。
メンバーはうちの夫婦とよっちさん

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3連休の初日ということで、渋滞覚悟していたが、それほど混むことなく順調にみなかみで高速降り、8時前には駐車場着......のはずが、最後に道を間違えてロス。

しかも...間違えた林道で、石にヒットして左前タイヤがパンク!
林道上で予備タイヤに交換して先に進む。
予備タイヤは幅がワンサイズ小さいだけの、ノーマルタイヤだった。
注意書きに「160km/hまで」と書いてある。そんなに出さないって(笑)。

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とはいえ、まあなんとか、8:20に登山スタート。ちなみに駐車場には車数台しかいなかった。

この山はとにかく、登る。ひたすら登る。まっすぐ登る。
水平距離約3.5kmで、標高を1,000mほど稼ぐ。平均勾配約30%(笑)。

最初から厳しい登り。とはいえ覚悟していたこともあって順調に登る。
巨木の根が登山道覆っていたりして、面白い。雨降ると大変だよねーなどといいながらひたすら登る。
最初の休憩は「桧のウロ」という、まあ、そのまんまなんですが、大きなウロのある桧の巨木近くの広場。
ここまでちょうど1時間。順調。

この先はややなだらかになるが、それほどかわらず、多少岩場が増えてくる。固定ロープや鎖も登場。
適度に難所があって面白い山。
次の休憩場所「松の木の頭」に、やはり1時間ほどで到着。
「いやー、絶景だねぇ」
と、声を出すが、実はガスかかって真っ白(笑)。
雲の湿気が木の葉に付いて、風が吹くと雨のように落ちてくる。
雲が濃いのでカッパ着て先に進む。

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風が強くなり、さらには雨も降り出した。風も強く雨が横から吹き付けてくる。
まあここまで来ちゃったらしょうがないよね、ということで頂上目指す。
やはり1時間ほどで、頂上に到着。風雨はきつかったが、コースタイムよりやや早い。

本来なら絶景だが、ガスで眺望無いのでとっとと下山開始。
松の木の頭のところで食事にしようかとも思ったが、風が強いので先を急ぐ。
桧のウロまで行けば...と思っていたが、奥さんの人がおなか空いてフラフラしてきたので、風の無い、やや広くなっているところで昼食。ちょうど1時。

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その先は岩も木の根も滑りやすくなっていて行きに思ったとおり、やや危ない。
慎重に下山して15時過ぎに下山。
登山口からちょっと入ったところでテント張ってるオジサンたちや、沢の方から上がってきたリバーラフティングツアーの人たちと合流。
今回登りは人と全く出会わず、下りで3人すれ違っただけ。
天気予報雨だったしね(笑)。

濡れた衣類をトランクに放り込み、谷川温泉「湯テルメ谷川」に向かう。
温泉はけっこう混雑していた。
露天がぬるくて閉口。外寒いときの露天風呂、お湯さえ温かければ天国なのに...。
女湯は内湯もぬるかったらしい(笑)。

国道沿いの道の駅「水紀行館」に寄ってお土産買い、帰路に。
登りの関越、まったく渋滞無しという希有な状況。
ただし、けっこうな豪雨で平均速度は通常の80%ほど。
「タイヤ非常用だからペース遅めで...」
なんて言っていたが、全く気にする必要なく、流れに任せておけば全く問題なかった。
順調に、19時に自宅着。
毎度の
「次はどこいこうかね...」
なんて話しつつ、かるくお茶飲んで解散。

天気良ければ最高なんでしょうが、天気悪いなりに変化に富んでいて、とても楽しい山でした。
また行きたい。

きのこ狩り、行った。というか、連れてってもらった。
主催はうどん会。

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 新宿5:30集合...は始発が間に合わないので、もう一カ所の集合場所、八王子駅に6:30。
 総勢約20名。マイクロバスをチャーターして出発。
 バスの中でバッジと豪華なしおりが配られ、重要注意事項の説明など。
 「うどん会」の集まり自体は非常に緩い感じですが、締めるところはきっちり締める、立派な人たち。どういう集まりなのかは私にもうまく説明できませんが。

 8:30頃には河口湖口五合目に到着。
 ここから3合目まで精進湖林道沿いを下りつつきのこ狩る。

 バスを降りるとあいにくの雨。

 みなさん、普段アウトドア遊びしてるわけでもないのに、それなりにちゃんとした装備で驚いて他のですが、カッパはさすがに半分がビニール合羽系で、ちょっと不安。
 毎年きのこ狩りに来ていて、靴の重要性はみんな認識して(痛い目にあったので(笑))、きちっとしたもの履くようになったが、今まで雨には当たったことがないということで納得。来年はきっと合羽も豪華になることでしょう(笑)。

 まあ小雨なので、あたりをしばらく歩いて、雨がひどくなるようだったら戻りましょう、ということで出発。
 林道から外れるまでもなく、さっそくゲットし始める。30分ほど歩いたところで、一回目のきのこチェック。
 みんなの収穫物を出して、名人が鑑定しつつ種類の説明。
 コレを繰り返していくことで、食べられないきのこを減らしつつ、採るべききのこをどんどん覚えて効率もよくなっていくという、素晴らしいシステム。

 ヨメの人は「ハナイグチ」、私は「ススケヤマドリタケ」が第一回の収穫。
 覚えたのでその後もこの二種類をメインに収穫していく。

 1/3ほど降りたところで、名人が
「戻りますか?」
と、この先の方針を問うが、雨が小降りになっていたこと、そして戻るとなると登らなきゃいけない、ということで全員一致で3合目方面を目指す。

 その後は山に入ったり、道に戻って鑑定、を繰り返しつつ採集。
 まあなんだかんだであと15分、というあたりでザーッと雨がひどくなってきた。
 それなりに収穫もあったし、ということもあって急いで下山。途中3合目手前に広場があって、いつもはここで収穫物を鍋にして昼食、ということでしたが、中止。
 3合目の駐車場に戻ると雨も少し上がって、最後に最終鑑定を行い、「100%安全なモノのみ」残して、お土産に。

 ビニール合羽系の皆さんはびしょびしょになっていてちょっとかわいそうでしたが、それほど気温も低くなく、また下りだけで汗もかいてなかったので、まあなんとか、という感じ。バスの運転手さんが暖房入れてくれたので、着替え持ってなかった人たちもバスの中で着干しでOKだった。

 昼食が作れなかったので、道の駅富士吉田、併設の「ふじやまビール」にて昼食。バスなので安心してビールいただく(笑)。

 道の駅でお土産買ったりして、3:30頃出発、5時過ぎに八王子着。帰りは新宿でもよかったんですが、まあ電車の方が早いかな、と、八王子で下車。順次解散。

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道の駅で買ったお土産。富士山なのかモンブランなのか......。

 さて、きのこ狩ったら後始末、というか、料理の下準備。

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本日の収穫物。
左下に固まってるのがハナイグチ。その周りにある柄がすすけてる感じのがススケヤマドリタケ。

 薄い塩水で「虫出し」という行程。軽く洗ってボウルに塩水を張り、落としぶたしてキノコをしっかり沈める。寝る前に一回水替えて、そのまま朝まで放置。

 翌朝、「あとはよろしく」と、ヨメの人にまかせ、会社から戻ると

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豚汁になっていた。
いただく。
うまい。
うまい!

 まあ豚汁なんですが(笑)、きのこはしっかり自己主張。ハナイグチはしっかりした食感、ススケヤマドリはふわっとした口当たり。
 ちなみにヤマドリタケはいわゆる「ポルチーニ茸」ということで、高級品です。日本ではあまり珍重されてませんが、ちゃんと生えてます(笑)。

 というわけで、秋の味覚を満喫。の楽しいイベントでした。
うどん会の皆さんありがとうございました。来年もよろしくお願いします。



登った。

Hさんのホームコース、高尾山のバリエーションのひとつ、南陵から高尾山、という訓練山行(笑)に参加。
高尾山、という名前にだまされ、今回は総勢10名。
ルートは、高尾山口から
四辻-草戸峠-草戸山-榎窪山-三沢峠-西山峠-中沢山-大洞山-大垂水峠(昼食)
高尾山-高尾山口
総距離約15km。

高尾山口を8時半に出発。民家の横を通って四辻まで、一気に登る。ここからは稜線。
それほど急なところはない......と思っていると突然

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階段が出現。この先も急なところはほとんど階段になっている。
山道の階段、危険は少ないが、歩きにくい。
とはいえまあ、登ったり降りたりと、木陰を快調に距離を稼いでいく。

ここの稜線、ピークごとにピークを避ける巻き道が整備されていて、メインのパーティが迷いなく巻き道を選んで進んでいくところ、よっちさんと私とでピークを消化していく、というパターンがいつのまにか定着。
ピークは直登になるのでピークごとに遅れたり、追いついたり、を繰り返し、ひたすら進む。

とあるピークへの道、踏み跡がいまいちついてないな、と思いながら上がっていくと、頂上付近にベンチ。ところが、巻き道に戻る道がついてない(笑)。
細ーくついたけものみちのような踏み跡、これ行けるのか? と、よっちさんと顔を見合わせる。
ベンチのところで作業していたオジサンに
「こっち行けますか?」
と尋ねたら
「行けるけどウカイトリヤマだよ、こっちは。1時間半くらいかな」
と。
それは違うな、と、来た道を戻る。
あとで地図で確認してみたら、ウカイトリヤマは、麓にある料亭「うかい鳥山」でした(笑)。

追いついてからは順調に、昼過ぎに大垂水峠の「富士屋」で昼食。
飼い犬の土佐犬と戯れ、水も汲ませてもらって、出発。

ここからは高尾山に向かう。1時を過ぎ、また南斜面と言うことで暑さが堪える。
また、しばらくは谷沿いのトラバース路だったが、いよいよといったところでまた階段。
今回の山は山登ったと言うよりも、登りは階段登ってばかり(笑)。
山頂に近づくと人もぐっと増え、登山の服装から普段着へと、雰囲気も一変。
ひぃひぃ言いながらも山頂に。山頂はすごい人。売店の前は行列。

一休みして下山。
無理せず最後はリフトで下山。

高尾山口着いたのが4時前。
八王子まで行って天然温泉の健康ランド「やすらぎの湯」へ。
八王子が思ったよりも大きな街になっていて驚いた(笑)。

ひと風呂浴びて、宴会場でビール飲んで解散。

いやとにかく、暑かった。けど楽しかった。涼しくなったらまた行きたい。
※丹沢あたりによくいるらしい、ヒで始まる吸血生物の話が含まれますので、苦手な方はご注意ください。画像はありません。

というわけで、車で登山道入り口から苗場スキー場の横を抜け、国道を月夜野方面に向かう。
途中に有名な「猿ヶ京温泉」がありますが、宿で聞いた「川古温泉」に向かう。

苗場方面から猿ヶ京温泉を抜けたところで国道を左に折れ、赤谷川沿いに一件宿の浜屋旅館がある。
(詳しいルートはリンク先参照)
途中ですっかり山道となり、「なんかスゲートコだな」などと言いながら到着。
旅館手前にけっこう大きな駐車スペースがあり、10台以上車が駐まっている。

受付のある新館は、思ったよりも新しい設備で、ここで入浴料払って入浴。
カウンターで「ゆあみ着」売ってるな、と思ったらなんと、露天風呂は混浴とのこと。
いまどきめずらしい。つか、営業している温泉で混浴は初めて見たかも。

混んでるかと思ったら、脱衣所には着替えが一人分のみ。
どうもここは、湯治客が多いようだ。

浴室の入り口で、
「露天風呂はアブ、ブヨなどが出ます。まれにヘビ、カエルも入浴しています」
などと書いてあり、ちょっとビビる。

まずは内湯で身体洗おうと椅子に座ると、足の指にチクッとした痛み。

なんと

ヒル。

が右足の人差し指に.........。

初ヒル体験(笑)。

なんて言ってる場合じゃなく、軽くパニックで慌てて引きはがす。
知識としては、「自然に取れるのを待つか、火であぶる」なんて書いてあるのを見て知ってたわけですが、その場では全く役に立たず。
つか、風呂場ってやっぱり油断してるので、予想外のことが起きると本当にパニクります。裸だし。

でまあ、弱ってたのか? あっさりはがれて洗い場に落ちるヒル。
とはいえ、足下にヒル置いたまま身体洗うわけにも行かず、排水溝にシャワーで流そうとしてみたが、くっついて離れない。
で、シャンプー原液でかけて、ひるんだところにシャワーでなんとか流れていった。

やっと一息ついて落ち着いたところで、さてどうしたものか。
ヒルにかまれた、なんて話をしたら、同行のHさんも安心して風呂に入れない(笑)。
風呂場じゃさすがに注意するったって限度があるし......。
見渡したところ、もういなさそうだったので、おそらく露天風呂の入り口のところにいたのだろうと判断し、とりあえず身体と頭洗って、内湯につかる。
ちなみに内湯は貸し切り状態で、露天にひとり先客がいるようだった。

内湯につかっていると、窓の外に奥さんの姿が(笑)。
露天に来たようだ。

というわけで、足下に気をつけつつ、露天風呂に出る。
川沿いで気持ちいい。
とはいえ、やや気はそぞろ(笑)。
ヘビやカエルはいなかったが、アブは飛び交っていて、たかってきたりする。

先客が「パシっ」という音を立てたかと思うと、「退治した」と得意げにご報告(笑)。

で、まあ、言わないのも何だよなあ、とおもい
「内湯でヒルにかまれた」
という話をすると、奥さんの人が
「え? ヒル? そういえば女湯の方で......」
といって、山に入ってヒルにたかられて帰ってきたご夫婦がいたという話をしてくれた。

おー、そうか。きっとその人が連れてきたヒルに違いない!
宿入る前に点検してきたと言うことだったが、まだ残ってたんだろうきっと。

というわけで一安心。
戻ってきて調べてみると、やはり赤谷川周辺の山岳でヒルが出る地域があるようだった。

なにが安心したって、再度たかられる可能性が激減、それよりもっと、「川○温泉にはヒルがいる」※検索よけのため伏せ字(笑) なんて書いちゃったら、それで足が遠のく人が出ること間違いなし。こんな場末のほとんど閲覧者いないブログでも、そんなこと書きたくても書けないけど、外から持ち込まれたんなら問題ないでしょ。

というわけで川古温泉、すごく良い温泉でした。なんかこの流れだと取り繕っているようにも見えますけど、本当に良いところ。
猿ヶ京温泉には一度自転車イベントの帰りに行ったことがあって、あそこはあそこで景色がよくて良い気持ちだったんですが、川古温泉はそこからほんの15分くらいで、全く別の世界が広がっています。

ただ、宿泊でないと食事は取れないので、別のところで改めて食事する必要があります。
と、いうわけで、いまや希少のドライブイン、「太助ドライブイン」に向かう。
ところが......食堂終わってた......(笑)。
前回の富士山の時に引き続き、おもったように食事が取れないパターン。これで

「雨には降られないが食事にありつけない登山隊」

ということになった(笑)。

まあ、もう月夜野まですぐなので、高速に入って赤城高原PAで食事にしよう、ということにして、太助まんじゅう買って、向かいの農産物直売所で野菜買って高速に向かう。

まあ、ここでは普通のPAなので、足柄のようなことはなく、普通に食事して帰路に(笑)。
軽く渋滞に巻き込まれつつも、平常時の1時間遅れ程度で無事帰京。

というわけで、二泊三日の苗場山行、いつにも増して楽しい山行でした。
赤湯温泉経由したので必要以上にロングコースとなりましたが、日帰りも可能な神楽尾根(祓川コース)や、秋山郷からの小赤沢コースより、よけいに楽しめたようにも思います。
なにより、山頂に広がる大湿原、というのは、非日常的で非常に得難い体験でした。

苗場、といえばスキー場が有名すぎて、苗場山に足を向ける人が意外に少ないようにも思いますが、とても素晴らしい山でした。
また行きたい。

朝になってみると、しとしとと雨が降っていた。
ちょっと暗い気持ちになりつつ、雨支度して食事。

食事終わって、タバコ吸いに外出てたら、雨止んだ(笑)。

急遽晴れ仕様に変更し、ただ、笹藪もあるので下はカッパのままとして、出発。

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交流センターから徒歩約1分の地点にある見晴台。
西側なので、草津白根方面と思われます。

雲が晴れて前日より湿原の見晴らしが良い。
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ここで豆知識(笑)。
苗場の名前の由来となったとも言われる、湿原の池塘(湿原の池沼)に生えるミヤマホタルイ

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確かに。

さて、この日は赤湯を経由して登山道入り口までおりる。
朝7時過ぎに出発。

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帰り道(笑)。
手前に見えている稜線ぞいを降りる、つか、降りるためにも登ったり......。

思ったよりも登り返しはきつくなく、順調に下山。
とはいえ下りは下りで、足にダメージが大きく、疲れる。
それでも一度通った道、ということもあり、順調に下山。
最後のサゴイ沢からの登り返しはさすがにきつかったが、これ越えれば赤湯温泉、と思うと元気が出る。
というわけで、11時過ぎに赤湯温泉着。
「おかえりー」
と、ビール出されるが、降りてすぐ車で帰宅なので泣く泣く我慢。偉いぞオレ(笑)。
昨日戻った若者が、海パン姿で現れる。今日は川遊びですか。若いって...以下略。

30分ほど休憩して、ここでカッパの下も脱ぎ、登山口へと向かう。
赤湯を出ると、まずはけっこう厳しい登り(笑)。
鷹巣峠、を過ぎると、やっと下り。この下りもけっこう厳しいんですが、とにかく気を抜かず、慎重に下る。
棒沢の堰堤まで来ると一段落。
沢で顔洗って、駐車場に向かう。ここからは林道歩き。帰り道は結構長い(笑)。

なんだかんだで2時前に駐車場着。
温泉帰りとはいえ鷹巣峠越えでもう一汗かくので、下山後はまた温泉、なんですが、いつも行っている「宿場の湯」は、2時で食堂が閉まるので、赤湯で聞いた「川古温泉」に向かうことに。

もうちょっとだけ続く。


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