2009年10月アーカイブ

登った。
去年登った唐松山の隣の山。
登山口から1時間半ほど登ったところで分岐点、右に行くと唐松山、まっすぐ登ると上権現堂山へと続く道。
上権現堂山は、分岐から40分くらいで到着。唐松山よりは楽だが、直登と藪がけっこうキツイ。
この先さらに1時間ほど行くと下権現堂山に至るが、今回はここで終了。

この山も標高997mと、それほど高い山ではないのですが、平野部から一気にまっすぐ登っていくので、標高以上にキツイです。
天気も良かったし、感想は去年の唐松山とほとんど一緒(笑)。一度半分登って様子わかってたのと、コースタイム短い分楽でしたが。

PA311220.jpg

去年も書きましたが、周囲山だらけですばらしい。
左が越後駒ヶ岳、右奧が八海山。

去年は「また来よう」と強く思った山でしたが、いざ本当に来ることになってみると......こんなもんだっけ...と、失望しないかとちょっと心配していたのですが、やっぱりちゃんと面白い、良い山行でした。

で、夜は幕営。
これは去年敗退したので、リベンジマッチ。

まあ、しょせん平地の公園なので......やっぱ寒い(笑)。

とはいえ、心構えと装備(重ね着)が整っていたので、まあなんとかテントで朝を迎えることができました。

翌日に続く(笑)。
初の北アルプス、初の3000m峰。
登った。

10/8 夜 19時発の「あずさ」で松本へ、松本泊。
10/9 松本からタクシーで上高地へ、上高地から槍ヶ岳山荘泊。
10/10 槍ヶ岳山荘から山頂往復、その後新穂高温泉→新穂高中尾温泉泊。
10/11 新穂高ロープウェイ経由、西穂高山荘→上高地→バスと松本電鉄で松本→新宿→自宅。

連れてってくれた方々と、こっちでフォローしてくれた...というか、迷惑かけてしまった人々に感謝。
すでに槍ヶ岳じゃありませんが(笑)。

PA111157.jpg

宿の窓から。焼岳が非常にきれいに見えた。

この日は新穂高に戻り、ここからロープウェイに乗って西穂山荘、そこから上高地に降りるルート。
余裕があったら西穂独標まで行こうというプランもあったが、前日の段階で軽ーく却下。
つか、ロープウェイ往復で良くね? という気分が半分(笑)。
でもまあ、行きに通った(だけ)の、上高地をもうちょっと見てみたいし、上高地からの方が松本戻るのも楽だし、ということで決行。

朝食後、8時過ぎに出発。宿のご主人にロープウェイの乗り場まで送ってもらう。
ロープウェイ山麓の駐車場はすでにいっぱいで、入場待ちの車が列を作ってる。

山麓駅、というか、新穂高のロープウェイは途中で一度乗り換えがあって、山頂行きは「しらかば平」から出る第二ロープウェイ。
この乗り口まで送ってもらったので、ここから一気に山頂を目指す。

好天と言うこともあってロープウェイは大混雑。とはいえそれほど待たずに乗車でき、窓際の場所確保できたので景色をたっぷり楽しむことができた。

PA111165.jpg
左の突端が槍ヶ岳。

山頂駅で登山届けだして、西穂山荘を目指す。
筋肉痛の足を引きずり、予定よりちょっと早めに西穂山荘着。
ここから穂高の入り口、西穂独標までは往復2時間半。
手前の丸山までは往復約1時間で、ロープウェイ山頂駅からだと丸山往復で3,4時間。独標までだと往復5時間。
ここまででも相当楽しめそうですが、東京からここまで来てこれで済ますとちょっともったいないかも。

山荘からはひたすら下り。
最初はガレ場、その後は木立の中をただただ下っていく。
降り始めてすぐに、
「この先倒木なんかもあってけっこう大変だよ?」
と、2人ほど同じセリフで声かけていただきました。
そんなに危なっかしいですか(笑)?

まあ、しっかり危なっかしい足取りだったんですが、まあなんとか予定よりちょっと時間かけて、上高地に着いたのが13:30頃。
下山口で下山届け出して、付近を散策......足引きずりつつ徘徊、の方が正確か。

今日もニホンザルがお出迎え。

PA111181.jpg

帝国ホテルで飯でも食うか、と行ってみたら、14時で終了。ちょうどアウト。
しょうがないのでバスターミナルに向かうと、ものすごい人の波!

喫煙場所でタバコ吸ってる人に聞いたところによると、乗鞍が雪で通行止め(!)になって、みんな上高地に来ちゃって大混雑、だそうで。

あわてて発券窓口行って、チケット買って、
「松本行き、今から取れる一番早い便の整理券ください」
と言ったら、5分後出発の便に、すぐ乗れた(笑)。

上高地から松本までは、途中の「新島々」駅までバスで、そこから松本電鉄の電車に乗り換え。
「渋滞して間に合わなくても電車は止められません」
というバス運転手さんの注意がちょっと不安をあおりますが、無事定刻に新島々到着。

停車中の電車見たら、「自転車専用乗り口」が。

PA111185.jpg

松本電鉄上高地線、16時5分発松本行きに乗車。
バス2台分の乗客で、2両編成の列車の座席がちょうどいっぱいになるくらい。
約15分の待ち合わせで、バス降りてすぐ改札の前並んでた方もいらっしゃいましたが、全員余裕で座れました。
さすが鉄道。

PA111186.jpg

地元ローカル線に乗れて、ちょっと得した気分(笑)。
上高地線は約15kmの路線に16の駅があり、東京より駅間が短い。
残念ながら自転車が乗ってくるのには出会えませんでしたが、駅のホームに自転車置き場があったりして、独特の利用法があるようでした。
約30分で松本駅着。

一回改札出て、みどりの窓口で指定席発券。
直近の2便は満席だったので、約2時間後、18:35発のスーパーあずさの席を確保。
コインロッカーにザック収納して、お土産買ったり、食事したり。

駅周辺になぜか「浦和レッズ」のサポーターがちらほら。
帰ってからわかったことですが、当日天皇杯の予選で、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)にて松本山雅FCと対戦していたようでした。
......つか、負けてんじゃん、レッズ!

大変お気の毒な、熱心なレッズサポーターとともにスーパーあずさで新宿へ。
帰りは予定通り、21時頃に新宿着。22時前には自宅着。

3日間連続山行、これにて終了。
PA101126.jpg

朝5時起床、5時半に朝食。
朝食後、いよいよ槍の穂先に向かう。
懸念していた天気は最高。
ただし、昨日うっすらと見えていた雪が、今日はいっそうくっきりと山肌に残っている。
もう一つの懸念点、身体がまだ起きてない(笑)。

槍の山頂は登りと下りが基本的に分かれていて一方通行。
登り側は日陰で、凍結した岩場が気を引き締める...つか、怖いよ(笑)。
足下のあやうい岩場を超えると、鉄ばしごでちょっと安心...かと思ったら今度は手袋がハシゴに張り付いてこれはこれで怖い。

岩とハシゴと鎖にしがみつき、なんとか山頂にたどり着く。
山頂はそれなりに広く、風もなくて一安心...とはいえ、四方を絶壁に囲まれて、なんとなく据わりの悪い気分で落ち着かない。

PA101128.jpg

山頂ついて初めてカメラ取り出す。フレーミングがイマイチ決まってない(笑)。
見ず知らずの女性が写っているのは、
「何でも良いからとにかく一枚撮っておこう」
という、余裕の無さの現れです(笑)。

ほどなくして奥さんの人も登ってきた。
心配はしていたし、それなりに気遣ってもいたが、いかんせんこっちも余裕無し。

PA101129.jpg

播隆上人が開いたという祠に一礼して、記念写真。

PA101130.jpg

下りは少し余裕できた。鎖待ちの間に一枚。

PA101138.jpg

下りは登りほど厳しくはなく、まあなんとか無事山荘まで下山。所要時間約1時間。
雨も風もなく山頂からの風景は絶景。富士山はたぶん見えませんでしたが。
ちょっと凍ってたのが難点(笑)。
なんにせよ「落ちたら死ぬ」という状況は、何物にも代え難い経験でした。
別に危ないとこに好んで行きたいとは、これまでもこれからも思ったりしませんが、それ乗り越えて得られる体験はちょっとヤバイかも。


というわけで、山頂アタック無事終えて、下山開始。
いったん山荘に戻り身支度。
7時30分頃に山荘を出て、岐阜県側、新穂高温泉を目指すルート。

片道ほぼすべて下りで6時間。
これはこれでかなり厳しい道のりでした。
下りは息上がったりはしませんが、筋肉に蓄積するダメージは登り以上。
途中テント泊用具一式担いでる女性とすれ違ったりして、まだまだ上には上がいると実感。

この日は途中から雨降り出して、で5分ほど降るとやみ、また10分後には降り出すと言う感じで、雨具出すかどうか微妙な線。
結局雨具は出さずに新穂高温泉に到着。
到着前後にかなりしっかり雨降り出しましたが、平地になってからは傘出して、雨具は着ずに済みました。

新穂高温泉のバス停で、他のメンバーとはお別れ。
我々は新穂高温泉(中尾地区)に宿泊、他のメンバーは平湯温泉に泊まって、翌日は乗鞍行くとのこと。
こっちは時間あったので、先に他のメンバーを見送り、次のバスを待つあいだちょっとゆっくりして、というかコーヒー飲んだり売店のぞいたりでダラダラしていたらあっという間に1時間、次のバスが来たので宿泊地に向かう。

宿近くに来たら雨が上がり、二重の虹が空に架かった。

PA101153.jpg

中尾地区というのは奥飛騨温泉郷の中で...なんというか...さびれかけたペンション村?
とはいえ焼岳、笠岳の景観がなかなかすばらしく、人も少なくて良い感じの場所でした。
泊まった宿には関西方面からの団体さんが入っていて賑やか。

一日ぶりにお風呂入って(笑)、ちょっとのんびり。
夕食は飛騨牛にイワナ塩焼きにヤマメ刺身と、非常に豪華。
連休ということで豪華な食事付きの宿泊プランしか残ってなかったんですが、どうもこの日の宿泊客はみんな同じもの食べてたような...(笑)。
でもまあ、大変美味しくいただきました。

食事後は、宿の主人に翌朝の予定伝えて、バスの時間にあわせて食事早めてもらう交渉したら、食事時間はそのままで、ロープウエイの乗り場まで送ってもらえることになり安心。
最寄りのバス停に来るバスは、食事の開始時間と同じ時間に一本来てその後は午後まで来ないという...(笑)。

まあ、疲れ果ててたので、いちおう翌日の行程確認して就寝。
今日もよく歩いた。

10/9(金)晴

朝4時起床。
前日買っておいたおにぎり食べて、身支度。
朝5時に予約していたタクシーで出発。ジャンボタクシーの予定が手配ミスで2台に分乗。
6:00 上高地着。登山開始。いきなりニホンザルが出迎えてくれた。

PA090003.jpg

上高地からの「槍沢コース」は、序盤は平地歩きが続く。
白沢出合、徳沢、横尾山荘まで各1時間、つごう3時間のコンクリで固められた道は足に厳しい。
横尾山荘から先はやっと登山道の風情が出てくる。が、まだまだ序の口。
途中一瞬槍ヶ岳の姿が見える。晴れていてきれいに見えた。

槍沢ロッジ到着が10時すぎ、ここでちょっと早めの昼食。
荷物軽くしたいので食材は持参せず、ラーメンを注文して食す。
まあ普通のラーメン、都内でももっとマズイ店はいくらでもある。
ただしここのは1,000円。高いけど高くない。

槍沢ロッジからも、まだまだだらだらとした沢ぞいの登山道。
天気は良かったが、そよそよと涼しい風があって、まあ絶好のコンディション。
大曲の分岐を天狗原方面向かい、ひたすら歩き続ける。

PA091087.jpg

歩く、歩く、歩く、歩く。

長い(笑)。

ロッジを出て3時間くらいで殺生小屋が見えてくる。
我々のルートでは通らない小屋だが、目印があるとちょっと元気が出る。
もうしばらく進むと、本日の目的地、山頂直下の槍ヶ岳山荘の姿も見えてきた。

PA091096.jpg

殺生小屋に向かう道との分岐点にある、播隆窟で一休み。

PA091098.jpg

ここから一気に急坂。になる。
最後の...といってもかなりの距離があるが...登坂路の手前で、リーダーが
「じゃ、山小屋の部屋押さえてくるから」
といってすたすた登り始めたのは驚いた。

途中、霧氷? なのか、氷の花を発見。

PA091100.jpg

最後の難関、ザレ場をジグザグに登山道が続く。
歩いても歩いても、山荘が近づかない(笑)。
止まると足が動かなくなるので、ゆっくりゆっくりと足を動かし続ける。
歩幅は30センチくらいで、前に出した足のカカトと、後ろ足のつま先がくっついている。

PA091102.jpg

気の遠くなるような時間...といってもたぶん1時間ほど。休み休み登っている人と抜きつ抜かれつして、最後あと1/5くらいか、というところでリーダーが小屋から出てきて、上から
「なにやってんだ、気合い入れろ!」
と怒鳴りつけてきた(笑)。
こういう励ましかたしかできない人だとみんな知っているので、苦笑いしつつ最後の踏ん張り。
声出して笑うと頭痛するし(笑)。
先が見えるとさすがに多少足にも力が戻り、ヘトヘトになりながら山莊着。到着は15:30頃。
山荘は標高約3050m。我々夫婦は初の3000m到達。

PA091115.jpg

見事に晴れた天上に、槍の穂先が大きくそびえている。
暗くなるまでにはまだ時間があるので、これから山頂向かうかどうか、協議(笑)。
見事な天気なので今のうちに登っておこう、という意見もあったが、遅れていたメンバーもいたし、まあ10時間歩いて疲れ果てていたのは間違いなく、本日はこれで終了、山頂アタックは翌日に決定。

先に着いたソロの人とテラスでビールを飲みつつ、世間話というか、当日の行程を振り返る。
先に着いた人は、上高地出てすぐに我々を抜いていった若者。
ほぼ一緒に抜いていった若い女性がいて、ペアかと思っていたが、たまたま我々を抜いたタイミングが一緒だったようだ。
その女性は彼が山荘着いたときにはすでに山頂から戻っていて、そのまま大キレット方面に向かい、当日は南岳小屋に泊まるとか。

すげーなー、とか言ってたら、下から小学生が上がってきた(笑)。聞いてみたら4年生。
しかもあとで付近うろうろしていたら、キャンプ地でお父さんとテント張ってた(笑)。
4年生で槍登っちゃったら、中学入る頃には登る山なくなっちゃうんじゃ...。

寒いので小屋入って、着替えて談話室で一杯、本当に一杯で食事の時間(17:30)。
まあ、ちゃんとした食事が出て、美味しいご飯を当然のように2,3杯いただき、満腹。
食堂から出たら薄暗い中、けっこうな人数の団体が到着。

こんな時間に? おいおい無茶なツアーだな、と思ったら韓国の方々でした。
噂には聞いてましたが、すごいパワー。
見てると服装もアーキテリクス、マムート、マウンテンハードウェアといった、高級品がずらり。
アッパー層に属する方々なんでしょう、きっと。

そういえば、北アルプスは初めてなんですが、いままで登ってきた北関東系の山とはひと味違って、おしゃれな若者がいっぱい。
前日の台風でツアー客が全滅(......遭難でなくキャンセルね)したらしく、出会う人々の平均年齢がいつもより30歳くらい若い。
装備も最新で、ダブルストックにハイドレーションが目印(笑)。
うちの夫婦が最年少で、50台後半メインの我々は、いつもなら若手と言ってもいいくらいなのに(ちょっと言い過ぎ)、今回は完全に年寄りチームでした。

がやがやと入ってきた韓国チームを横目に、談話室でもう一杯やって、消灯は20:30でしたが19時頃には全員就寝。温度計見てませんが確実に氷点下。
それでも、ウールの長袖シャツで、特に寒い思いはせずに眠れました。あ、靴下は履いてましたが。

疲れていたとはいえ、この時間に寝るとさすがに途中で目が覚める。
23時に一度目がさめてトイレ、その後2時に目が覚め、意を決して一度外に出てみたら、白い粉が顔につく。
......雪だな、この風の中を舞ってきているのは(笑)。
それでもそれほど寒さは感じず、月や星も時々雲の切れ目から顔を出し、月明かりで槍の穂先がくっきり見える...夜の槍はそんな感じでした。

ガーミンのログ。最初ちょっとロストしてる。
garmin_log.png

10/8 (木)台風。

出勤。JRはほとんど止まっていたが、利用している私鉄は影響なし...ではないが、定時出勤。
すでに台風一過の風情で、風は強いが天気良い。

先発組から
「電車が動かない...」
との連絡がぽつぽつ。あずさが運休で、鈍行で松本目指しているらしい。
先発組は予定では上高地の先まで今日中に到着の予定だったが、早々に松本着に変更したようだ。

夕方までに首都圏の鉄道はほぼ復旧。
ところが...中央本線の塩尻?松本間が開通しない。

夕方近くなって、18時発からあずさ運転再開とのニュースを見て、ちょっと安心して新宿に向かう。
19時発の指定席を池袋のみどりの窓口で確保し、18時半ごろ新宿到着。

しかし...19時前に
「19時発予定の電車は、回送中でただいま錦糸町付近を走行中」
とのアナウンス。
結局37分遅れで出発。

お弁当食べてビール飲んで一寝入り、起きたらまだ甲府。45分遅れに伸びてた。

結局47分遅れで松本駅に着いたのは23時近く。
メンバーが取っておいてくれた駅前のビジネスホテルにチェックイン、風呂入って支度して就寝12時過ぎ。
JCRC 第八戦塩原温泉ヒルクライム 参加。

朝4時前に会場の箱の森プレイパークに到着、5時まで軽く寝て支度始めたら雨。
様子見てたらやんだので、支度再開して6時前にスタート地点のTEPCO塩原ランドに向かう。
駐車場からスタート地点までは10kmちょい。下り基調でアップにちょうど良い......かと思ったら、登りもそこそこあってけっこうキツイ(笑)。

まあ、いい汗かいてスタート地点。ここでいつものO君と合流。
受付済ませて、ゴール地点で受け取れるように荷物を運営の車に預けて、7時過ぎにスタート。
さっき来た道を箱の森プレイパークの入り口付近まで戻り、そこからが本格ヒルクライム区間で約7kmで460mほど登る。

スタート時は雨上がってくもり。ヒルクライム区間に入ってしばらくしたら晴れてきた。
それでも「暑い」というほどではなく、まあちょうどいい感じ。
レース内容はまあいつもの通りで参加しただけ(笑)。
途中温泉街で湯治客(?)の皆さんが応援してくれるのが楽しい。

そういえば、私が参加したJCRCの大会では初の公道レース。
あ、自転車で公道レースは初めてか!
平地区間は片側1車線、山岳は全線通行止めでした。
スタートが朝早いのはこれが理由。

山頂ゴール200mほど手前で先にゴールしたO君が待っててくれた。
比較的平坦なゴールまでの道を、間違いなくそこがゴールと聞いて最後の力を振り絞る......が、すぐ切れる(笑)。

ゴール地点で荷物受け取って、着替えてウィンドプレイカーはおり、最終走者がゴールするのを待って下山開始。
登りの時には上と地面しか見ていなかったので見えなかった風景が、悠然と広がった。
先におり始めたレース参加者が、途中の駐車スペース(山道の駐車スペースは見晴らし良いとこにあるよね)に自転車停めて写真撮ったりしてる。
約1時間かけて登った山道を、たぶん15分くらいで下山。
箱の森プレイパークに戻り、チップ返して参加賞もらう。
JCRCは毎回参加賞が違って、ここまで
靴下、Tシャツ、温泉入浴券、タオル、
でしたが、今回は地元産の大根(笑)。

リザルトが貼り出されるの待って、帰る。
プレイパーク内の温泉施設に寄ろうかと思ったら、施設の駐車場がいっぱいだったので温泉街に向かう。

道中、レース中は全く気づかなかった(ガスってたのもあるが)塩原の景色が素晴らしく、ついついよそ見しながら車を走らせる。
ありゃ、ここ馬車が公道走ってるよ(笑)。
それはさておき、朝駐車場からスタート地点に向かって自転車で走っていたときに、脇にフタの無い水路のある区間があって、
「逆向きだからレースではこっち側走らないけど、油断してると危ないなここ」
と思っていた場所で、思いっきり脱輪してはまり込んでる乗用車が。
皆さん脇見運転には気をつけましょう。

さて温泉、どこが良いのかよくわからないので、温泉街から外れたところにあった、街道沿いのわりと大規模な日帰り温泉施設「彩花の湯」にて入浴。
その後すぐ近くの道の駅に寄って、ご飯。
ここで食べた「ちたけうどん」は、栃木名物(ただし県外では無名に近い)だそうだ。
ちたけ、は乳茸と書いて、軸切ると乳白色の乳液が出るのがおそらく名前の由来。
乾燥(戻し)と思われるちたけ自身はたいしてうまい物でもないが、確かにダシは良い感じで、また一緒に入っていた具のナスも良い味になってました。
栃木県内では毎年ちたけの季節になると遭難者や死者までもでるとのこと。
ネットで見ると乾燥物で1kg1万円と、かなり高価なキノコのようでした。
ちなみにちたけうどんは1260円。
ふつうのうどんは600円くらいだったので、まあ知らないとなかなか頼みにくいメニューではあります。

食事の後はお土産に野菜買って家に。O君とはここで解散。
途中眠くなったのでPAで1時間ほど(よく覚えてない(笑))仮眠して、15時頃帰宅。
奥さんの人がお弁当買ってきてくれていたので、それ食べたらまた寝た。

ヒルクライムはこれで3回目、レースは初めて。
ひたすらツライが、山登るのは楽しい。

塩原温泉も初めてでしたが、想像以上に良いところでした。
また行きたい。
あわせて読みたいブログパーツ

このアーカイブについて

このページには、2009年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年9月です。

次のアーカイブは2009年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.28-ja