すでに槍ヶ岳じゃありませんが(笑)。
宿の窓から。焼岳が非常にきれいに見えた。
この日は新穂高に戻り、ここからロープウェイに乗って西穂山荘、そこから上高地に降りるルート。
余裕があったら西穂独標まで行こうというプランもあったが、前日の段階で軽ーく却下。
つか、ロープウェイ往復で良くね? という気分が半分(笑)。
でもまあ、行きに通った(だけ)の、上高地をもうちょっと見てみたいし、上高地からの方が松本戻るのも楽だし、ということで決行。
朝食後、8時過ぎに出発。宿のご主人にロープウェイの乗り場まで送ってもらう。
ロープウェイ山麓の駐車場はすでにいっぱいで、入場待ちの車が列を作ってる。
山麓駅、というか、新穂高のロープウェイは途中で一度乗り換えがあって、山頂行きは「しらかば平」から出る第二ロープウェイ。
この乗り口まで送ってもらったので、ここから一気に山頂を目指す。
好天と言うこともあってロープウェイは大混雑。とはいえそれほど待たずに乗車でき、窓際の場所確保できたので景色をたっぷり楽しむことができた。
左の突端が槍ヶ岳。
山頂駅で登山届けだして、西穂山荘を目指す。
筋肉痛の足を引きずり、予定よりちょっと早めに西穂山荘着。
ここから穂高の入り口、西穂独標までは往復2時間半。
手前の丸山までは往復約1時間で、ロープウェイ山頂駅からだと丸山往復で3,4時間。独標までだと往復5時間。
ここまででも相当楽しめそうですが、東京からここまで来てこれで済ますとちょっともったいないかも。
山荘からはひたすら下り。
最初はガレ場、その後は木立の中をただただ下っていく。
降り始めてすぐに、
「この先倒木なんかもあってけっこう大変だよ?」
と、2人ほど同じセリフで声かけていただきました。
そんなに危なっかしいですか(笑)?
まあ、しっかり危なっかしい足取りだったんですが、まあなんとか予定よりちょっと時間かけて、上高地に着いたのが13:30頃。
下山口で下山届け出して、付近を散策......足引きずりつつ徘徊、の方が正確か。
今日もニホンザルがお出迎え。
帝国ホテルで飯でも食うか、と行ってみたら、14時で終了。ちょうどアウト。
しょうがないのでバスターミナルに向かうと、ものすごい人の波!
喫煙場所でタバコ吸ってる人に聞いたところによると、乗鞍が雪で通行止め(!)になって、みんな上高地に来ちゃって大混雑、だそうで。
あわてて発券窓口行って、チケット買って、
「松本行き、今から取れる一番早い便の整理券ください」
と言ったら、5分後出発の便に、すぐ乗れた(笑)。
上高地から松本までは、途中の「新島々」駅までバスで、そこから松本電鉄の電車に乗り換え。
「渋滞して間に合わなくても電車は止められません」
というバス運転手さんの注意がちょっと不安をあおりますが、無事定刻に新島々到着。
停車中の電車見たら、「自転車専用乗り口」が。
松本電鉄上高地線、16時5分発松本行きに乗車。
バス2台分の乗客で、2両編成の列車の座席がちょうどいっぱいになるくらい。
約15分の待ち合わせで、バス降りてすぐ改札の前並んでた方もいらっしゃいましたが、全員余裕で座れました。
さすが鉄道。
地元ローカル線に乗れて、ちょっと得した気分(笑)。
上高地線は約15kmの路線に16の駅があり、東京より駅間が短い。
残念ながら自転車が乗ってくるのには出会えませんでしたが、駅のホームに自転車置き場があったりして、独特の利用法があるようでした。
約30分で松本駅着。
一回改札出て、みどりの窓口で指定席発券。
直近の2便は満席だったので、約2時間後、18:35発のスーパーあずさの席を確保。
コインロッカーにザック収納して、お土産買ったり、食事したり。
駅周辺になぜか「浦和レッズ」のサポーターがちらほら。
帰ってからわかったことですが、当日天皇杯の予選で、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)にて松本山雅FCと対戦していたようでした。
......つか、負けてんじゃん、レッズ!
大変お気の毒な、熱心なレッズサポーターとともにスーパーあずさで新宿へ。
帰りは予定通り、21時頃に新宿着。22時前には自宅着。
3日間連続山行、これにて終了。
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