ダメだったか......。
2009年5月アーカイブ
金庸(amazon)の小説にはまる。
武侠小説というのは、日本で言うなら剣客もの。チャンバラの代わりに拳法や剣法や気功のようなものを駆使して戦ったりする、中国の娯楽小説。
もともとはチャンネルNEKOの武侠ドラマを先シーズンから何となく見始めて、今シーズンの「鹿鼎記」で本格的にハマった。
先シーズンは「雪山飛虎」という、わりと正統派(?)のドラマで、武道の腕磨いて弱きを助け強きをくじくというかなんというか。
で、最後の方になって次作の予告が始まったら
「武侠ドラマ史上最高のイケメン登場!」
とかいうキャッチコピーが付いてて
「なんだそりゃ?」
だったんですが、まあ始まってみたら思ったよりひどくて(笑)、ちゃらちゃらした色男が口先でのし上がっていく話。
ちなみに小説の方のキャッチコピーは
「武侠小説史上、最低のヒーロー」(笑)。
で、これがだんだん面白くなってきてしまって(笑)、小説まで読み始めてしまった次第。
主人公ロクなやつじゃないんですが、特に悪巧みとかするわけじゃなく、いや、ちょっとはするんですが(笑)、善人悪人とわず誰にでも上手に取り入って、どんどん出世していく。恩を受ければちゃんと返すし決して裏切らない、といった律儀な面もあったりして、まあ魅力的なわけです。
文庫の最新刊である六巻の副題は
「クレムリンの女帝」
女帝とはこの人。しっかり取り入るだけでなく、そそのかして彼女が政治の実権握るきっかけ作ってます(笑)。
文庫は現在六巻までですが、ハードカバーと巻数同じなので全八巻。?が出るのが待ち遠しい(笑)。
で、続巻待ってる間に、と思って
秘曲 笑傲江湖というのを読み始めました。これまた抜群に面白い。
作者の金庸(wikipedia)の作品は
徳間書店は90年代中期に市場調査を行い、その結果金庸が世界で最も売り上げのある作家の一人であることを知った。これにより、日本ではまったく無名だった金庸の全ての版権を買い取り、日本語訳の出版を決定。(wikipediaより引用)
ということで、現在でもそれほど有名というわけではないですが、面白いです。
日本でイマイチブレークしきれない理由としては
「女性が魅力的に描かれていない」
事に尽きるような気がしてます。
ヒロインに当たる女性、たいがい無邪気で馬鹿で、主人公の邪魔になるようなことばっかりします(笑)。
まあそれがストーリー展開にはメリハリつけるんですが、萌えません(笑)。
と、全部読んだわけでもないのに偉そうな感想になってきましたが、このままの勢いだと早晩全作品制覇しそうな勢いなので、そうなったらまた書きます。
人がなんか始めると気になる。
そのまえに、MTバージョンアップして、デザインも変えてみる。
このデザインはすぐ飽きそう(笑)。
味の素スタジアム横のフットサル場でフットサル。
調布は電車で行くとものすごく面倒なので車で出たら、30分で着いた。
(首都高西池袋から調布まで)
集合時間まで1時間以上あったので、隣の武蔵野の森公園を散歩。
調布飛行場の隣というか、飛行場の一部を公園として解放しているような感じ。まあ、以前は味の素スタジアム含むこのへん一帯が飛行場だったわけですが。
人見街道を挟んで野川公園にも隣接。多磨霊園とかいろいろありますこのへん。
ちょっと目に付いたのが近藤勇生家跡。
人見街道沿いなんですが、単に石碑とかそんなのがあるだけじゃなく、「産湯の井戸」とか、向かいに「道場跡」とか残ってました。
歩いてこの辺うろうろしてたら、集合時間ちょうどぴったり。
フットサルはまあ、出ただけ(笑)。
Over40のチーム作ろうという話が出たが......社内ではメンバー揃う当てが無さそう。
あと2,3年たつと、下の世代が育って(笑)Over40で組めそうですが、チームからは20代がいなくなるかも(笑)。
春山登山に向けて、わりと慌てて購入。
某ショップではディスプレイされていた商品が棚になく、
「これありますか?」
と聞いたら
と聞いたら
「あ?すいません! ゴールデンウィーク終わるまでは切らしちゃいけない商品なんですけど......」
要するに品切れ。
まあどれ選んでもそれほど性能差は無いのかもしれませんが。
というわけで、某ショップになかった商品を他店舗で購入。
エバニュー 4本爪アイゼン バックル式
売り切れていた方の店舗で
「女性でも楽々装着のバックル式」
と書かれていたので、奥さん用(笑)。
バックルのところのレバー操作で締められるので、確かに簡単。
同じものじゃつまらないので、自分用には別のを購入。
モチヅキ mini-5
もっとも簡便なゴムベルトタイプ。値段も安い。
で、皇海山で早速装着して使ってみたんですが、私の使ってる安い方で十分実用的というか、あると無いとでは大違いの安心感でした。
エバニューの方は使ってないので何ともいえませんが、歩行性能に関しては大差ないかと。
差があるのは写真よく見るとわかるのですが、モチヅキの方は、白いプレートがすでに割れてます。
雪の付着を防ぐ「アンチスノープレート」という別売り(購入時に一組装着済み)の部品なんですが、単なるプラスチック(テフロン)の薄い板なので、まあ雪以外のところ歩けば割れるでしょう(笑)。
エバニューの方は弾力性のある素材の玉状の部品なので、もうちょっと丈夫だと思われます。
もうひとつ、モチヅキの方は、ゴムのばして金属製の爪ひっかける方式なので、はずれやすいです。
......実はもう、すでに片方無くしてしまいました(笑)。
ブログ漁るとやはり「無くした経験あり」という記述をそこかしこで(笑)。
このタイプ使うなら、なくさないように紐付けとくとか、ナイロンバンドに付け替えて使うとか、そういった工夫が必須でしょう。
ゴム締めれば締めるほど、外れにくくはなるでしょうが、その分はめにくくなる。
春山なら良いですけど、ちょっと寒いときには手が冷たくて付けるのが嫌になるかも。
利点は安い。
もう一個買い直して、やっとエバニュー一個分。
で、エバニューの方はというと、これはこれで十分なんですが、樹脂バンドなので持ち運び時にちょっとかさばる、というのが欠点でしょう。
袋に入れた状態だと
こんな感じ。
左側のモチヅキは、まあザックに放り込んでおいても気にならないサイズです。
エバニューも、重量は大差ないですし、それほど問題になるほど大きいというわけではないですが、比べるとちょっと大きいです。
そもそも軽アイゼンは
「持って無いとどうにもならない」
ような場所で使うべきではなくて、
「あった方が、より安全」
というようなものだと思います。
つけはずしに苦労が伴うようなものは、付けるのが面倒で使わなくなったりしてしまうので、装着が楽であることが最も重要な性能と言って良いように思います。
なので、今回の買い物は、持ち運びに多少難があることをさっ引いても、エバニューの圧勝(笑)。
持って行くのが面倒なほど大きかったり重かったりするならちょっと考えますが、それほどじゃないです。
で、片方無くしてしまった私の買い物は、もしかしたらまた別のにチャレンジするかもしれません。
今度はゆっくり選びます(笑)。
あ、ちなみに、片足だけでも付けてるとそれなりの効果がありました。
未装着を0、両足を100とすると、片足は50ではなく70くらいでしょうか。
皇海山(すかいさん) 登った。
毎度の詳細レポートはよっちさん。
朝5時集合、5時半頃に家を出て、行きは「1,000円渋滞」にもかからず、順調な行程。
関越・沼田を降りて国道沿いのコンビニに寄り、林道に入る。
アプローチの栗原川林道は、冬期は通行止めで、1週間ほど前に開通したばかり。
開通したばかりということで、整備は比較的行き届いている。
「車が通るのに支障が出るような、大きな落石が路上にない」
というレベルですが。
とはいえ、車の底に石は当たるし、とがった石も落ちているので、運が悪ければ走行不能なトラブルに巻き込まれる可能性は十分、崩落は毎日起きているわけで、手でどけられない岩が路上にあったら、即通行不能。
そんな林道を1時間ほど走って、登山口に。先行者はすでに車10台分。なぜかバス(20?30人乗りくらい?)まで。
9時登山開始。
最初は沢沿いに登っていく。
ちょっとあがると今度は、沢沿いというか沢をあがっていく。
夏になると枯れるのかもしれませんが、今は雪解けでしっかり水が流れてます
ルートは、テープの目印が「これでもか」というくらいに貼られていて、見失う危険は無い。
沢を左右に何度も渡るので、テープ無かったらお手上げですが。
斜面には所々雪が残っている......と思っていたら、
ルート上に雪渓登場。
沢の上にかぶっているので、乗っちゃいけない雪渓。好んで雪の上を歩くこともないので、なるべく避けつつ登っていく。
ほとんど沢沿いまたは沢を登りながら稜線である不動沢のコルまで登る。
滝や岩壁は無いが、最後はけっこう急な登り。
皇海山と、栃木側の登山道に続く「鋸山」の分岐点。
奥に見えるのが鋸山。
鋸尾根。鋸山から駒掛山まで6峰が連なり、庚申山から銀山平を経て足尾に至る。
今回のルートが開かれる前は、この尾根を越えないと皇海山に登れなかった。
ここから鋸山往復で2時間かからないので、皇海山と両方登る人も多い。実際、ここまで来て休憩していたら、皇海山から下りてきてそのまま鋸山に向かった母娘(たぶん)もいました。
で、ここからはしばらく笹原(夏?秋はきっと大変だ!)があり、それを過ぎると傾斜がぐっと急になり、さらに雪渓。
凍っているところはほとんど無いので危険はないですが、ちょっと緊張。
滑落よりは「ギャボ」っと踏み抜くのに注意。
数カ所ロープはありましたが、鎖やハシゴは無く、難所と言うほどの場所は無し。
バスの団体さんが20人ほど降りてきたのをやり過ごしたのが一番の難所か(笑)。
山頂手前にある、青銅の剣。抜いたものが勇者として竜を......というような伝説はない。
山頂はちょっとした広場で、10人ほどが休憩・昼食中。だいたい定員いっぱいという感じか。
バスの団体さんがいた時は大混雑だったものと思われる。
樹林で「眺望がない」と聞いてましたが、言うほどじゃないというか、ガスかかってたので見えませんでしたが、足尾の市街地から日光白根山まで、しっかり視界は確保されてました。群馬側はほとんど何も見えませんが。
で、今回のテーマ(いまさら)
「軽アイゼン」
仕事上の知り合いと、7月に大雪山いくことに決めたのですが、リーダーから「軽アイゼン携行」との指示が来たので、早速今回に間に合うように買ってきました。アイゼン自体の話は別記事参照。
おそらく装着しなくても危険はないと思いましたが、「練習」ということで装着してから下山開始。
結論だけ書きますが、4本爪のもっとも簡易なタイプでしたが、ものすごく効果的でした。爪がしっかり雪をつかんでいる感触があって、安心。
奥さんの人はポールも使ってましたが、このコンボは最強でしょう。
ただし、「ギャポ」には効果ありません(笑)。
登山口付近の樹林帯。ここまできたらもう着いたも同然。
樹林帯、沢沿い、笹原、雪渓、バリエーションに富んだルートで、非常に楽しい山行でした。
天気も、晴れなかったのは残念ですが、晴れたら晴れたで暑くて大変なので、登るには最適。
今年になってからは初めての本格登山だったので(いやこの程度で本格登山とか言うな...というツッコミは禁止(笑))足のダメージはそれなりにしっかりと感じましたが、まあ何事もなく下山。
最後の難所である栗原川林道に再び挑む(笑)。
帰りは先行車にひっかかったり(これが当然ものすごいホコリでたいへん)、オフロードバイクが上がってくるのとすれ違いでちょっとヒヤリがあったりしましたが、体感的には行きの半分くらい(実際にはほとんど変わらない)所要時間で林道を抜け、薗原湖ぞいにある日帰り温泉「南郷温泉・しゃくなげの湯」へ。
ゴールデンウィークということもあり、ものすごい混雑でした。洗い場が順番待ちの行列(笑)。
湯船は広くて、お湯も良かったです。
食堂でそば食べて、帰路へ。
あ、忘れてました、1,000円渋滞(笑)。沼田からほぼぎっしりと東松山あたりまで渋滞している模様。
というわけで最後の難所の関越道......は避けて、国道を南下。
まあそれなりに時間はかかりましたが、無事帰宅。
楽しかった。
次はぜひとも鋸山にチャレンジしたい。
会社のスズキくんが、大井のツアーオブジャパン市民レースに出たいというので、どんなもんだか調べてるうちに、なぜかJCRC(日本サイクルレーシングクラブ協会)の初心者大会に出ることになった、というか出た。
スズキくんは参加せず、同じく会社のOくんと一緒に参加を決めて、申し込み。
先週の富士チャレンジXが中止になったので、まあここで鬱憤晴らしというか(笑)。
申し込み後に気づいたんですが、当日オフロードのレースもあって、上記サーキットの案内見ると、
「渡河エリア」「砂漠エリア」とかあって楽しそう。こっちにすればよかったかも(笑)。
で、到着して受け付け済まし、ざっと試走して8:30から講習会。
車両の状態チェックを講師の方といっしょにやったら、ステムがゆるかったり、前輪左右逆に付いてたりして汗。
「あんまりいないと思いますけどチューブラーの方いますか?」
で、手を挙げたのは私だけでした(笑)。30人くらいいたんですけどね。
わざわざ尋ねたのは、セメントがちゃんと付いているか、つけっぱなしで放置してないか、といったあたりのチェックが必要と言うことで。
「いつ貼りました?」
「半年くらい前 セメントじゃなくてテープですが」(私)
「セメントだと半年前はもう限界ですね」
といった会話があって、講師とは別の方が接着度のチェックしてくれました。
で、そのままピットに戻らずスタート。これもちょっと焦った。
知ってたらボトルとか工具とか置いてきたのに。
Oくんに至っては、家から自走(40kmくらい)でリュックしょったまま(笑)。
荷物はスタート地点において、そのままスタート。
で、結果は6周目あたりでラップされてDNF(笑)。
まあ最後まで走らせてはくれましたが、何とも情けない結果。
いちばん、実感したのは
「コーナリングが下手」
思い返してみれば、ふだんの通勤ではコーナー攻めたら危ないので、自転車を倒して曲がる練習って、ほとんどしていない。
何度か出た富士スピードウェイのレースなんて、自転車で走ってる分には、コーナー無いようなもんだし。
富士チャレXはいつもとは逆回りで、坂下りきったところでちょっときつめのコーナーだったので、中止になって良かった? かも。
というわけで、貧脚で技術もないことが露呈してしまいました。
ちょっとは努力をしよう、という気分になっただけでも、行った甲斐はあった?? かな。
ファンライドが主催するイベントとは違って、全種目でも100人程度の大会だったのがちょっと新鮮。
年間けっこうな回数大会やっているので、時々参加してみようかと思いました。
レース出るのが一番の練習だし。
まあ、いろいろもうちょっと準備をしっかりして参加、というのは最低限クリアしてから。
参加賞の靴下。
けっこう気に入ったけど、毎回これだとすると、年中出てる人はちょっと困るかも。