軽アイゼン

春山登山に向けて、わりと慌てて購入。
某ショップではディスプレイされていた商品が棚になく、
「これありますか?」
と聞いたら

「あ?すいません! ゴールデンウィーク終わるまでは切らしちゃいけない商品なんですけど......」

要するに品切れ。
まあどれ選んでもそれほど性能差は無いのかもしれませんが。

というわけで、某ショップになかった商品を他店舗で購入。

evernew.jpg
エバニュー 4本爪アイゼン バックル式

売り切れていた方の店舗で
「女性でも楽々装着のバックル式」
と書かれていたので、奥さん用(笑)。
バックルのところのレバー操作で締められるので、確かに簡単。

同じものじゃつまらないので、自分用には別のを購入。

mochiduki.jpg
モチヅキ mini-5

もっとも簡便なゴムベルトタイプ。値段も安い。

で、皇海山で早速装着して使ってみたんですが、私の使ってる安い方で十分実用的というか、あると無いとでは大違いの安心感でした。
エバニューの方は使ってないので何ともいえませんが、歩行性能に関しては大差ないかと。

差があるのは写真よく見るとわかるのですが、モチヅキの方は、白いプレートがすでに割れてます。
雪の付着を防ぐ「アンチスノープレート」という別売り(購入時に一組装着済み)の部品なんですが、単なるプラスチック(テフロン)の薄い板なので、まあ雪以外のところ歩けば割れるでしょう(笑)。
エバニューの方は弾力性のある素材の玉状の部品なので、もうちょっと丈夫だと思われます。

もうひとつ、モチヅキの方は、ゴムのばして金属製の爪ひっかける方式なので、はずれやすいです。

......実はもう、すでに片方無くしてしまいました(笑)。

ブログ漁るとやはり「無くした経験あり」という記述をそこかしこで(笑)。

このタイプ使うなら、なくさないように紐付けとくとか、ナイロンバンドに付け替えて使うとか、そういった工夫が必須でしょう。
ゴム締めれば締めるほど、外れにくくはなるでしょうが、その分はめにくくなる。
春山なら良いですけど、ちょっと寒いときには手が冷たくて付けるのが嫌になるかも。

利点は安い。
もう一個買い直して、やっとエバニュー一個分。

で、エバニューの方はというと、これはこれで十分なんですが、樹脂バンドなので持ち運び時にちょっとかさばる、というのが欠点でしょう。

袋に入れた状態だと
stuffbag.jpg
こんな感じ。
左側のモチヅキは、まあザックに放り込んでおいても気にならないサイズです。
エバニューも、重量は大差ないですし、それほど問題になるほど大きいというわけではないですが、比べるとちょっと大きいです。

そもそも軽アイゼンは
「持って無いとどうにもならない」
ような場所で使うべきではなくて、
「あった方が、より安全」
というようなものだと思います。
つけはずしに苦労が伴うようなものは、付けるのが面倒で使わなくなったりしてしまうので、装着が楽であることが最も重要な性能と言って良いように思います。

なので、今回の買い物は、持ち運びに多少難があることをさっ引いても、エバニューの圧勝(笑)。
持って行くのが面倒なほど大きかったり重かったりするならちょっと考えますが、それほどじゃないです。

で、片方無くしてしまった私の買い物は、もしかしたらまた別のにチャレンジするかもしれません。
今度はゆっくり選びます(笑)。

あ、ちなみに、片足だけでも付けてるとそれなりの効果がありました。
未装着を0、両足を100とすると、片足は50ではなく70くらいでしょうか。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://mocomo.sakura.ne.jp/MT4_21/mt-tb.cgi/99

コメントする

あわせて読みたいブログパーツ

このブログ記事について

このページは、にしだやが2009年5月 7日 00:52に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「雪渓 (皇海山)」です。

次のブログ記事は「フットサル」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.28-ja