大雪(3) 北海岳から旭岳

昼食を終えて、12頃出発。
この先はいろいろあったんですが、写真あんまり撮ってません。
稜線伝いに間宮岳へ、ここは北鎮岳コースとの合流点。
地図では合流点と山頂が一致してますが、実は合流点と山頂までは5分くらい離れてました。
同行者はひとりだけ、山頂まで往復。ほとんど平らなんで、標高も山頂とそれほど変わらないと思いますが。

合流点を過ぎると、登山客もちょっと増え、前方に20人ほどの集団を発見。
ツアー客らしく、ガイドが付いている。
我々もまあ高齢登山者ですが、ぱっと見もうちょっとご年配の皆さん。

旭岳への最後の登りの手前で、ちょっと眺めの休憩を取っていた集団に追いつき、合流。
うちのリーダー、前に入られるのを嫌ったようで、休憩もそこそこに出発。
30人超の大集団が一列に、けっこう厳しい登りの雪渓にとりつく。

トップはリーダーで、しっかりとキックステップして踏み跡を固めていくので、後ろは安心。
それでも見た目より厳しい登りで息が上がる。
半分ほど登ったところで後ろ振り返ると、後続の集団もきっちりスリップストリームに入ってる(笑)。
雪渓上で休むわけにも行かず、追い抜かせるわけにも行かないので、そのまま登り続ける。
雪渓が切れてガレ場になったところで、やっと集団がばらけてきた。
雪渓上は風か冷たくて気持ちよかったが、ガレ場に入ると暑くなったので、上着脱いだりしつつ山頂を目指す。後ろからのプレッシャーで、先頭集団は休めない(笑)。
後続集団のがんばりに、さっきまで「ババァに負けんな」などと口の悪いことを言っていたリーダーも、
「つ、強いなあいつら!」
と脱帽。おそらくは60過ぎのご婦人方ですからね。驚きます。

そんなこんなで予定より20分以上早く、ちょっとヘロヘロになって旭岳山頂着。

P7030749.jpg

旭岳は2,291mで北海道最高点。
一等三角点が設置されている。

P7030755.jpg

でかいな、一等三角点(笑)。これ持って登ってきた人は偉い。

一休みして下山。
ガレ場を旭岳岩室まで、適度に小休止入れつつ1時間半。
視界は悪いが、途中「地獄谷」が見える。

P7030771.jpg

旭岳岩室(避難小屋)に着いたら、ロープウェイ山頂駅までは15分ほど。
ロープウェイに乗ったのが3時45分。宿まではすぐで、4時過ぎには到着。
ふう、楽しかった。

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このページは、にしだやが2009年7月12日 17:39に書いたブログ記事です。

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