第十回
谷川真理ハーフマラソン 出た。約21.1km。
前々日に雨、晴天、微風、気温4度(スタート時)?7度(ゴール時)という最高のコンディション。
会場の荒川河川敷は、毎年風が強いのですが、今年は無風といってもいいくらいの微風。
もともとアップダウンはほとんど無いので、風がなければ最高のコースです。
前々日の雨のおかげもあって、土ボコリもほとんど立たず。
グランド部分はかなりぬかるんでましたが、レースには影響なし。
去年1年、自転車通勤もすっかり頻度が減り、ランニングの練習は(以前からですが)ほとんどゼロ。
タイムあがる要素は無かったんですが、ゴールしてみたら手元の時計で1時間58分。2006年、最初にこの大会出たとき以来3年ぶりに2時間切れました。
天候の影響はもちろん大きいんですが、自分の問題としては秋口から毎月1,2回山登ってたのがよかったんでしょう、多分。
優勝目指したりする人は、おおざっぱに言うとタイムが半分なので(笑)、月にせいぜい2回の山歩きだけじゃ、タイム落ちる一方でしょうが、2時間あたりウロウロしてる私レベルでは、じゅうぶんトレーニングになってた模様。
山歩きでは、いわゆる有酸素運動を5?7時間やってるわけで、もしかしたらジョギングするより効果的なのかも。急坂では無酸素状態になってると思われますが(笑)。
大会では2時間走ってますが、練習でそんなに走るのは無理です、私には。
ランニングでは「ペース配分」が非常に重要なんですが、通常のストップウォッチだと、コース上の距離表示(この大会では1kmおきに標識有り)を元に、その区間のタイム見て平均ペースを割り出す、ということになります。
これが、GPS付きだと、リアルタイムのペースが表示され、さらに1kmごとに自動的にラップ記録してくれるので、ペース配分が非常に楽になります。
さらに、心拍計も併用すれば、その時体にかかっている負荷も、かなりリアルタイムに把握することが出来ます。
実力をある程度把握していて、目標タイムが明確にあれば、タイムと距離から逆算して、保つべきペースを維持できてるかどうか、遅かったらちょっと上げて、速かったらちょっとさげて、あとは心拍見て無理のない範囲で、という完璧にコントロールすることも可能です。
はっきり言って、ちょっと反則気味(笑)に便利なツールなんですが、まあいくら高価な自転車買っても、それだけで一流レーサーになれるわけがないのと同じ理屈で、
「エンジンは自前」
ですから、数パーセントでしょう、有利なのは(笑)。
さらに言えば、私のように実力がよくわかっていない(=走り込んでいない)人には、ペースわかってもそれが適正なのかどうかわからない(笑)ので、あくまで目安です。
それでも、何度か走っていると、どのくらいのペースなら無理なく長い距離走れるのか、どこまで心拍上げると息上がって苦しいのか、というのを把握するには非常にありがたい。一度使ってしまうと、二度と手放せないツールです。
で、いままでは「苦しかったらペース落とせばいい」、と、心拍のことはあんまり考えてませんでした。
心拍センサーを胸にバンドで付ける(ブラジャーみたいな感じ)のもちょっと鬱陶しくて、計測もしてなかったんですが、今回は久々に付けてみました。
心拍見てペースコントロールする、というところまでは行かない(というより、自分の心拍と体の関係がわからないと出来ない)んですが、レース中上り坂でちょっと息上がってるな、というときの心拍数みて
「おお、上がってる上がってる」
と、数値で確認できるのは楽しいです(笑)。
で、家帰ってからログ見てレース展開を振り返るのも楽しい。
あんまり細かいことはともかく、続けてれば自分のレベルとか、自然と把握できるようになります。
とはいえ、走るのが1年ぶり、とかなってしまうと、レベル自体が変動してしまうので参考にしようもないのですが(笑)。
Forerunnnerによる記録
合計距離 21.22km
所要時間 1:58:11.57
平均ペース5分34秒/km
平均速度 10.8km/h
最高速度 14.3km/h
合計カロリー 1320cal
(心拍は次のエントリーで)