10月22日〜10月28日の日記
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10月28日(土)

夜、いきなり10年前にうちでアシスタントをやっていたアカイコージくんが遊びに来た。
「いさやまさん、昔いろいろ世話になったし、晩メシおごりますよ!」
……アカイの恩返しらしい。
「キミに晩メシをおごられるわけにはいかん」
と拒否すると、アカイくんは
「なんで…みんなそう言うんだろう? オレの恩返しを受けてくれる人って、いないんだよなぁ〜」
とつぶやいていた。

アカイくんは10年前もギリシャ人だかイラン人だかわからないようなコユイ顔をしていたが、相変わらずコイ顔だった。

「どんな奴にコイ顔だと言われてもかまわんが、いさやまさんにだけはいわれたくねー」
と、昔から言っていたアカイくん…そう、私も顔に関してはアカイの仲間なのだ。西田屋ちんころりんさんもコイ顔だ。コイ顔3人で晩ごはんを食べた。
あつくるしかった。

10月27日(金)

再び一日中仕事をしていた。
今夜、西田屋ちんころりんさんは仕事で会社にお泊まりの日だ。
私は「キュート」というレディース・コミックの増刊号「女たちの事件簿」のネームだ。

悪女やら魔性の女やらのコトを考えて資料の歴史本
をあさり始めたら、たった6ページのネームに16時間もかかってしまった。
西太后より則天武后の方がエロエロとグロいコトをしてるのねぇー。コワイ〜〜。


10月26日(木)

どかちん漫画家のカジーとルー・リードを見に行った。
ルー様は58才…スゴすぎるぜ。
客層も「大人の世界」だった。30代、40代、が多かった。4.5年に一度ポツリと来日してくるアーティストだが、私は今回で3回目。
ルー様やパティ・スミスを見てると、私もこんな風に年をとりたいモノだと思う。

夜中に岡田がるから借りているビデオ「ロスト・チルドレン」を見る。すでに2回見ているのだが…うーん面白いんだケド、ストーリーがなぁ〜〜。まっコレはフンイキを楽しむ映画なんだよ…と勝手に納得しているが、あーっやっぱりストーリーがなぁ〜〜。


10月25日(水)

一日中ずっと仕事。

夕方、イトーヨーカドーの中にある新星堂で大量にCDを買い込んでしまった。
中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」、フレディーマーキュリーの「ソロ」、ルー・リードの新作「エクスタシー」その他もろもろ。

中島みゆきの新作はNHKの「プロジェクトX」という番組を見ていたら流れていた。その時の番組の内容は「ブランド米・コシヒカリ」だった。

お米の研究者とお百姓さんの話なのだが、感動屋さんな私は、その番組を見て泣いていたのだった。
エンディングテーマが流れる中、お百姓さんが稲を持っているシーンで泣いてしまった。ううっコシヒカリってスゴイ!
(なんかちがう…か?)

夜中、西田屋ちんころりんさんに頼んで、インターネットでフレディーマーキュリーのボックスセットを注文してもらった。すごい楽しみーるんるん。


10月24日(火)

まんがくらぶのペン入れ仕事。
夕方のニュースでライザ・ミネリが脳炎で倒れたと言っていた…
「イヤ〜〜ッ!! リザじゃないのよライザー!!」
(このフレーズを知っている人はファンだと思う)
ちょーショック! ちょー心配!!

大好きで愛しているモノを山ほどかかえている私は、それを失うコトも山ほどあるんじゃないか…と、今! 気づいたのであった。

すでにジャンボ鶴田と塩沢兼人で2000年の涙は枯れ果てた。

頼むから私が大好きで愛している人たちは元気でいてくれ〜〜。
ゲンコーよりケンコー……。

10月23日(月)

お昼に西田屋理華ちゃんがアシスタントに登場!
夕方に西田屋ママリンがお菓子と「ゆば」を持って登場!
西田屋パパリンは紅葉を追っかけ中。
西田屋兄さん(理華ちゃんのだんな様でちんころりんさんの兄)は明日からアメリカ出張……・
西田屋ちんころりんさんはなにやら忙しそう。
一日中仕事で、書くことがなかったので「西田屋家の人々」を書いてみました。

ちなみに西田屋家の男性陣は情報家電が大好きです(?)。
もしかして「電気」が好きなのかな?
私は「感電」したことがあるのでコワイよぉー。
ビリビリ……
(スイッチを切らずに空気清浄機をそうじした)

10月22日(日)

寝ないで同人誌即売会「J・GARDEN」に行った。

西田屋ちんころりんさんに
「同人誌のイベントって、朝早くから行かないと売り切れちゃうんじゃない?」
と言われたので、40分前に行ったら…もうすでに行列ができていて、300人ぐらい並んでいたのよぉ〜〜びっくりしたわぁ〜〜!!
(西田屋さんの言ったとおりだ)

私の目的は「塩沢兼人メモリアルコーナー」と「JUNEスペース」で販売される、兼人関係のドラマCDと、OVA「間の楔」(あいのくさびって読むのよ!)を買うコト。

それにしてもこのテの趣味の女性って、ホントにいっぱいいるのねぇ〜。10代から50代の客層がいてオドロキました。
美少年漫画の元祖と呼ばれる先生方も、みなさん50代に突入ですから、それをささえてきたファンが50代になっていてもフシギはないのですケドねぇ。
思えば私も小学生の時に「トーマの心臓」、中学生の時に「風と木の詩」で洗礼を受けてしまった世代。思春期のシュミって業が深いのね…と思う今日この頃。

夜中、こっそり兼人のホモドラマCDをヘッドフォンで聴いていると、西田屋ちんころりんさんが来て
「泣いた?」
と聞く。
「泣かないよ」
と言うと、1時間後に来て
「もう泣いた?」
と聞く……
私のシュミに理解のある西田屋ちんころりんさんは、本当にいい人だ…私が趣味にのめりこんでいる時、放っておいてくれたらもっといい人だ。
(遠まわしに放っといてくれと言っている私だった)


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