5月14日〜5月20日の日記
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5月20日(土)

昼までに仕事を片づけて、オヤジの病院に行った(西田屋パパリンが送ってくれた。どうもありがとうパパリン)。帰りは駅まで歩いてみた。35分かかった。

今夜は西田屋ちんころりんさんは飲み会なので、食事のコトは自分のことだけ考えればいいのでラクチンだ…と思っていたら夜中…作家さんを連れて帰ってきたのだった………。

……………………

どうも私は夫のちんこのヒトふりまわされてしまう。しかもそれは西田屋ちんころりんさんの言葉が足りないせいで起こるのだ。どーなっているのだ!? 彼の脳みそは!

ゴキゲンななめを通りこして今の私はゲキムカだ!


5月19日(金)

〆切を2本かかえて精神的に緊迫している。独身の時ならひとりでアセリまくって仕事をしていればいいのだが(誰のせいでもない自分一人の責任としていさぎよくもなれるのだが)、結婚すると不思議な甘え根性が芽生えてくるらしい。
(少しは私の状況を理解してよ!)
と言う実に理不尽な甘えから、今の私はご機嫌ナナメだ。

ああ、人間の精神構造って変テコだ。


5月18日(木)

「本当にあった愉快な話」と「女性セブン」のネーム。最近、脳みその回転が遅くて困る。ネタが出ないまま半日、机の前で
「ウーン、ウーン」
とうなり続ける姿は、夫の人にも、読者にもぜったいに見せたくない姿だ。
私の仕事は鶴の恩返しかー!?
ネタがないときの気分は最悪だ。ドラえもんを生け捕りにして、ロープで縛り付けてドラえもんのポケットに手を突っ込んで
「さぁネタを出せ!」

と、凶暴なことをしたくなる。

晩ごはんは昨日の残りものに、中華スープを作って、あじの開きだ。
ああカンタン!


5月17日(水)

きのう日経クリックの〆切だったのだが、着色に手間取って、少し遅くなってしまった。

オヤジの病院から電話があって、
「胃ろうのチューブをとる」コトになった。口から食事がとれている以上、無意味なチューブを同胞だしているコトもあるまい。それに梅雨時で、感染症の危険度も上がるので、とれるものならとったほうが良いと私も思っていた。
晩ごはんは残りもの野菜を使った「ごちゃまぜマーボ豆腐」マーボのたれを作っていると、「カレーよりも魔女の料理かもしれない」と思った。

現在、銀河英雄伝説の第二期を見ている。


5月16日(火)

……ジャンボ鶴田も死んでしまった。
今の私は兼人で涙を使い果たしてしまったので、カラカラにひからびているのに…。
ジャンボさん…本当にいいレスラーだったんですよぉ。バリバリに元気で、ちょー強かった時を私は見てます。病気の後、全日プロのリングに立った時、お笑い6人タッグの中にいたのも私は見てます。なんかもう大好きな人がどんどん死んじゃうので、なんだか私はどんどんニヒルになっていきます。

ああっこんなコトじゃイカン! 水分を補給して元気にならねば!


5月15日(月)

朝4時起床。5時から仕事。
「オヤク・モコと呼ぶがよい!」
星界の紋章・ラフィール風。
ごそごそとアニメ・ビデオ「TO−Y」だのLDで「ガッチャマン」だの「銀河英雄伝説」だのをひっぱりだしてきて、見ながら仕事をしていると、西田屋ちんころりんさんが「兼人追悼だね」といった。
OEDO808のベンテン役とか、ベルクカッツェ役とか、ホントに兼人ったら、口紅を塗った男の役が似合うんだから。
しかし! 恐るべし「銀英伝」第1期の1話を見始めたら
「ああとまらない」

LD−BOXで買ってしまったのだが、第4期をまだ買ってないんだよね(ビデオでは見たけど)。ううっ近いうちに買いそーだ。

P.S 現在「ハンニバル」を読んでいる。
イヤーン! エグイ。


5月14日(日)

塩沢兼人のお通夜に行った。
受付は、親族、仕事関係者、ファンクラブ、一般に分かれていて、私はファンクラブの受付に行った。ファンクラブのみんなも、もう誰が誰だかわからないぐらいに顔が変形していて、泣き続けたことを物語っていた。私は泣くだけ泣いたので、もう涙は出ないと思っていたが、遺影の写真を見たらだめだった。涙も鼻水も滝のように出て来ちゃって、ポケットティッシュがビショビショすぎて、西田屋ちんころりんさんが、さながらゲロ袋のように、ビニール袋をだしてくれた。

私とみんなの「泣き」につられて、西田屋ちんころりんさんも涙ぐんでいた。
会場にはあかほりさとるさんもいた。お見かけして顔がわかる方に、速水奨さん、中友子さん、山寺さん、かないみかさんもいた。

私は過去にこれほど葬儀で泣いたコトはない。仲の良い同業者の葬儀でも泣けなかった。
それは、私は、ただ単純にファンだからこそ泣けるのだ。
仕事関係でも、友人関係でもなく単なるファン。純粋にファンなだけだから泣き続けることが出来たんだと思う。ただ…いなくなってさびしい と。

XJAPANのHIDEが死んで、泣いていたファンと同じ(実は私はHIDEの時もテレビを見て泣いていた)。外から見ればバカみたいなんだケド、ファンにしてみれば「気持ちを共有できる場所」だ。

やっぱり人間はひとりぼっちじゃいきていけないんじゃないかしらん。
と考えさせられた事件だった。


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