12月5日〜12月9日の日記
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12月9日(土)

今日も洗濯をしていた。

あぁ、日経クリックのネームをやらねばならんのに、DVDで「タイタニック」を見てしまった。
レオナルド・ディカプリオの顔ってどーしてもお座敷犬にしか見えなくて、私は長いこと彼の顔を
「くしゃくしゃした顔だからやだー」
と思っていたのだった。
「仮面の男」と「タイタニック」を見て
「すまん! レオナルド、私が悪かった。キミは大した役者だ」
ガラリと認識を改めたのだった。

つくづく食わずギライは良くないと思った。


12月8日(金)

仕事をさぼりたいモード・オン!

というわけでなぜか私はせっせと洗濯をしている。うちの洗濯機は、私が一人暮らしを始めたとき友人にもらったモノで、2.2kgの二槽式である。すでに12年使っている。このように一人暮らし用の小さな洗濯機で、夫婦2人分の…しかも3週間もため込んだ洗濯物を洗濯するのは、大変な家事労働になっている(お手々つめたいよぉ〜)。

無添加粉石けんの洗剤が溶けないので、お風呂場からバケツでお湯も持ってくるのだ(うちの洗濯機はベランダにある)。

私って…なんでこんな古風な生活してるの? …と思ったが、それは洗濯機が壊れないからだ。丈夫な昔の洗濯機に感謝すべきか、恨むべきか…?


12月7日(木)

「アマデウス」で、映画モードのスイッチが入ってしまった。

ロビン・ウイリアムスの「アンドリューNDR114」を見た。大泣きした。
これはアイザック・アシモフの小説が原作なのだが、恋愛シーンがプラスされていて、泣いた泣いた。ロボットが恋をすると人間になっちゃうのねー。という話だ。

この話をグレードアップして、怖くすると楳図かずおの「わたしは慎吾」になっちゃうのだ。これに「人格」とは何かを加えるとダニエル・キースの「ビリーミリガン」なってしまうのだ。…うーむ。

私の脳の整理箱はなんか、どっか間違っているよーな気もする。


12月6日(水)

きのう西田屋ちんころりんさんが買ってきたDVD「アマデウス」をかけながら、朝まで仕事。
この映画は、昔劇場公開中に3回見た映画で、その後もビデオやテレビで10回ぐらい見た。
「アマデウス」と「カストラート」を見ると、私の苦手な言葉「才能」というヤツを考えさせられてしまう。
夕方、「ウーマン劇場」の原稿渡し。担当編集の関口さんは面白い女性で、私にケーキの差し入れをしてくれたのだが、そのケーキにはホワイトチョコのプレートが付いていて、そこにチョコレートで

「げんこうおつかれ様です」
と書いてあった。
ものすごいまぬけなケーキになっていて、私は腰が砕けたのであった。

12月5日(火)

昼から西田屋理華ちゃんがアシスタント入り。

理華ちゃんはテレビの天気予報を見て
「寒冷前線が大きく張り出し」
「寒くなります」
「○○地方で雪が…」
という言葉に反応する。ベタを塗りながら
「よしよし…」
とつぶやくのであった。

スキーが好きな理華ちゃんは、冬は寒く、雪がいっぱい降ってくれないと困るらしい。
そうか! お外でする趣味を持つ人は、季節や天気を気にするのか!! という当たり前なこと知ってビックリする私だった。

私の趣味って…ロンリーで部屋の中ですることばっかだ。


12月4日(月)

夕方からどかちん漫画家のカジーがアシスタントにやってきた。

カジーは、映画のこととなるとコーフンして、身振り手振りでおしゃべりする。だが私は仕事である。目の前の〆切のコトで頭がいっぱいである。目を三角にしながら
「カジー!! 口が動いていてもいいけど、手も動かす!」

と言って、仕上げ作業をうながすのであった。

ああ、そういえば10年以上前の初代アシスタント尚子ちゃんも、テレビでアニメが始まると手が止まり、口をあけて画面を見ていた。思い出して笑ってしまった。
働かザル尚子…元気か? まだサルか?
(この日記を書いた後、すぐ電話が来た。……まだサルらしい)


12月3日(日)

夕方、鍼灸師リカちゃんに腰を診てもらって、夜から仕事。
あと6本の仕事を片づければ、今年の仕事は終了だ。
フッフッフッ今年のイブはねぇ、中島みゆきを観に行くんだよぉ〜。
おしゃれをする機会がなくなってる私にとって、これは大イベントだぁー。

……やせてお肌のコンディションを整えねば……あたふた。


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